道民夫婦のマイルで楽しく

ハネムーンを目指してマイルを貯めます。今年はJGC修行もやるぞ!

MENU

【レザークラフト】クラッチバッグを自作した!作成過程の記録。結婚式のお呼ばれに持って行くカバンはクラッチバッグがフォーマルらしい。

f:id:douminmile:20180713131039j:plain

久々のインドアネタです。「カバン代の節約」という名目で、クラッチバッグを自作してみました。こちらはあくまでも個人的な趣味となりますので、ご笑覧ください。

作業の動機

先日、同僚の結婚式に出席する機会をいただきました。しかし、困ったことに当日会場に持って行けるようなカバンを持っていなかったんですよね。

比較的近所で行われる結婚式ではありますが、財布にスマホにカメラにキーケースなどなど・・・スーツのポケットに入れて持って行くにしては、ちょっと荷物が多くなってしまいそうです。

こんな時、どんなカバンを選んだら良いものかと思い、試しに「結婚式 カバン フォーマル メンズ」とかで検索してみました。

すると「結婚式に出席する際はカバンは持たないのが基本、しかし持って行く場合は革製の小さなものに」との事です。

幸い、このカバン問題が発覚してから結婚式当日までには日数があったので、自分でクラッチバッグ(小型のハンドバッグ)を作ってみることにしました。

結果として、材料費はおよそ4,000円で満足できるものが完成しました。本記事では、その作成過程をご紹介いたします。

作業工程

今回は、以下のような順を踏んで製作に取り組みました。

1. どんな形にするか決める
2. 材料・道具を揃える
3. 設計
4. 革を切る・穴をあける
5. 金具をつける・縫う
6. 仕上げる

1. どんな形にするか決める

一言にクラッチバッグと言っても、色々な形のものがあります。

どんな形にしようか決める際には、Googleの画像検索を眺めてみたり、実際にカバンを売っている店舗に行き、実物を触ってみたりしてイメージを膨らませます。

f:id:douminmile:20180713124909p:plain

この時点で普通に買ってしまえば良いじゃないかと言われればそれまでですが、これはプラモデル等と一緒であくまでも作る工程を楽しむのです。この後に行われる労働を趣味として楽しめるかどうかが、レザークラフトをする上でのポイントですかね。

自分でバッグのデザインを考えるのも楽しみの一つですが、製作物の参考となる書籍がこのように沢山売られています。こういった本にある型紙を流用した方が、作業としては楽になりますね。

2. 材料・道具を揃える

作りたい形が決まったら、それに必要な材料や道具を揃えます。

材料である革は専門店やネットショップ、手芸店や一部のホームセンター等で取り扱いがあります。

購入した革は厚さ2mmで6,800円のものと、厚さ1.6mmで1,000円の黒い革です。それぞれの革の面積に対して半分ずつ材料として使用し、その他の金具などの金額を合わせて、材料費はおよそ4,000円という計算になります。

f:id:douminmile:20180713130159j:plain

また、使用した道具などは以下の通り。

f:id:douminmile:20180713125422p:plain

① 定規 直線を引いたり、長さを測ったりする道具です。プラスチックのものだとカッターでよく削っちゃうので、金属製推奨。
② 千枚通し 革に目印をつけたり、け書き(下書き)をしたりするのに使用します。100円ショップで購入。
③ 革包丁 300円ちょっとで購入。革をこれで切りますが、カッターでもイケます。
④ ステッチンググルーバー Stitching Gruber ということで、縫い目となる印を掘ってつける道具です。これで目打ちのガイドラインを引きます。
⑤ ヘリ落とし 文字通り革のヘリを落とす道具です。上のステッチンググルーバーとセットで1,000円程度です。
⑥ 木工用ボンド 縫う前の革の接着に使用。
⑦ 菱目打ち 革の縫い目となる穴を空けるための道具。4本タイプは直線部に、2本タイプは曲線部に使用します。セットで1,000円ほど。
⑧ ハトメ抜き 革に大きめの穴を空けるための道具。100円ショップで購入。
⑨ ゴムハンマー 菱目打ちやハトメ抜きをこれで叩き、革に穴を空けていきます。100円ショップにて200円で購入。
⑩ 針と糸 菱目打ちで空けた穴をこれで縫っていきます。針は必ず2本使います。糸は蝋引き糸と呼ばれるものを使用するため、ちょっとべとべとします。
⑪ 紙やすり 革の端部をこれでやすり、滑らかにします。目の粗いもの→細かいものの順で使いますが、セットのものが100円ショップで売っています。
⑫ トコノール 革の毛羽立ちを抑えたり、端部を仕上げたりするための液体。
⑬ 工作マット 工作には欠かせません。

3. 設計

今回はこんな感じでざっくりと設計図を書いてから作業を始めました。一応、自分のオリジナルデザインです。

f:id:douminmile:20180713130448p:plain

機械製図のソフトであるCADなんかを使って型紙を作るのが便利ですが、私にはまだそのスキルは無く、勉強が必要ですね。PC上で作成した方が正確で楽に作業が出来そうです。

写真は撮りませんでしたが、革で作る前に一度紙で試作品を作りました。紙で作ってみることによって設計にミスが無いか、事前にチェックすることが出来ます。

4. 革を切る・穴を空ける

設計通りにカッターで革を切ります。

f:id:douminmile:20180713131106j:plain

必要があればボンドを使って革同士を仮止めし、ステッチンググルーバーを使ってガイドラインを引いた上で縫い目となる穴を空けます。

f:id:douminmile:20180713131219j:plainf:id:douminmile:20180713131531j:plain

菱目打ちをハンマーで叩いて縫い糸を通す穴を空けていきますが、この時の騒音には十分な対策が必要です。レザークラフトを楽しむ上での最大の障壁が、この騒音への対策と言われるくらいの問題点です。

また、金具を取り付ける箇所にはハトメ抜きを使って穴を空けていきます。

f:id:douminmile:20180713131323j:plainf:id:douminmile:20180713131332j:plain

5. 金具をつける・縫う

先に空けた穴に、糸を通していきます。テツandトモさんのなんでだろうの手の動きのように、2本の針で縫っていきます。また、金具は打ち具を使って取り付けます。

f:id:douminmile:20180713131458j:plain

f:id:douminmile:20180713131644j:plainf:id:douminmile:20180713131825j:plain

6. 仕上げる

ここまでの作業で大体の形は出来ましたが、革の端部が凸凹していて見栄えが悪いです。最後にここを仕上げていきます。

f:id:douminmile:20180713131912j:plain

まずはカッターとやすりではみ出した部分を削り、凸凹を出来るだけ整えます。

f:id:douminmile:20180713131931j:plain

やすりをかけた部分に、水やトコノールをつけ、ゴシゴシ磨きます。

磨くものは滑らかなものであれば何でも良いですが、磨き専用のコーンスリッカーと呼ばれる道具もあります。こんな如何わしい形をしていますが、非常に便利です。

f:id:douminmile:20180713132001j:plainf:id:douminmile:20180713132047j:plain

磨くことによって光沢、艶が出て、滑らかになります。最後に、仕上げた端部を黒く着色させます。私は革靴用のコバインキを流用しています。

f:id:douminmile:20180713181952j:plainf:id:douminmile:20180713132253j:plain

同様の手順で、ストラップ部分も製作します。こちらは縫う必要が無いので楽ちんです。

f:id:douminmile:20180713132131j:plainf:id:douminmile:20180713132145j:plain

完成品がこちら!

ということで、完成品がこちらになります!

f:id:douminmile:20180713132211j:plain

f:id:douminmile:20180713132222j:plain

手に持ったサイズ感はこんな感じ。コンパクトに収まります。シンプルなデザイン故、夫も妻も普段使いできそうです。

f:id:douminmile:20180713132237j:plain

使い易さを考えて、外のポケットに加えて内ポケットも作成しました。

f:id:douminmile:20180713132343j:plain

まとめ:カバン代の節約をした上に、色々と良いこともある!

本記事では、結婚式に出席するためのカバンを自作した様子をお届けしました。しっかりと結婚式に持って行きましたよ!おかげで式場では私のデジカメが大活躍でした。

今回かかった材料費はおよそ4,000円、本革製の同じようなカバンを購入しようと思うと1万円程度はかかってしまうところでしたので、節約大成功です!

こういった自作のものというのは、自動的に愛着も湧き、末永く使っていこうと心から思えます。これはブランド物では得ることが出来ない付加価値があると言えるでしょう。自作ということで、コミュ障の私でも会話のネタになりますし。

なお製作にかかった期間は、週末だけ少しずつ作業を進めたこともあって、トータル1か月近くかかりました。その作業時間を使って働いて普通にカバン買った方が良いんじゃないか?という異論は大いに認めますが、そこは趣味や嗜好の類ですからね。

本記事は以上です。ご覧いただき、ありがとうございました!